対話のプロセス

『ハラスメント問題を起こす人の共通点は、役職にすがり肩書を利用して権威を振りかざすことだ。権威主義の下では組織に閉塞感が漂い、自由な発想が出てこない。(中略)権威主義に代わるアプローチが対話だ。多様な価値観の社会では、対話のプロセスが解決策をもたらす。唯一絶対の解決策がない時代だからこそ、対話を通じて着地点を模索する。創造的な問題解決に導くには、利害調整力(ファシリテーション)が求められる。問題解決のため最近着目されているのが「交渉学」だ。(中略)イノベーションにつながる新しいアイデアは、様々なバックグラウンドを持つ人々が「よそ者視点」で対話を重ねることで生まれる。今の時代に不可欠なことは、権威ではなくフラットな関係による対話だ』日経新聞3月11日大機小機より。


交渉学と聞くと、立てこもり犯などを説得するための特別捜査を想像してしまう。しかし、上記記事での文脈は、「ウィンウィンの着地点を探る交渉力」としている。権威主義がはびこる組織やグループにおいて、どこまでフラットな関係による対話をすすめられるか。まずは「信頼関係の構築」から進めていきたい。