幻のニンジンを追い続けて、頑張り過ぎないで。

転職した友人に会いました。

新天地で高く評価され、キラキラしていました☆☆☆

 

そんな彼女の印象的な言葉は、「鼻先のニンジンは幻だったのよ」。

 

『自分は以前の会社で頑張っていた。頑張ったら評価されると思って、遅くまで仕事したり、新しいことにもチャレンジしたり。でも、上司は何も評価してくれなかった。人事面談で上司と話して、どんなに頑張っても評価は上がらない(上が詰まっているからか、女性だからなのかは分からないままだったとのこと)ことが分かり、転職を決意。新しい職場で働き始めてみると、従来と同じスキルで同じ働き方をしているのに、急に高く評価されるようになった。あまりの違いに自分自身が驚いてしまった・・・。

 

離れてみて分かったことは、追いかけていた鼻先のニンジンは自分の作り出した幻に過ぎなかったこと。そこにニンジンがあると思って頑張っていたけれど、それは上司が用意してくれたニンジンではなかったの・・・。幻のニンジンを追いかけていただだけだったんだよね。』

 

真面目な彼女は、自分が消耗するまで頑張っていたようでした。もう少し。このプロジェクトさえやり遂げれば。この山を乗り切れば・・・。その時は、目の前の道しか見えず、ニンジンの真偽を疑うこともなかったそうです。職場を変え、正当な評価を受けたことで、自分に自信を持てるようになったとこのことでした。

 

自分が消耗するほど頑張っている時には、視野が狭くなり、今ある場所で目の前のことに尽力するしかない、と思いがちです。でも、視点を変えてみると、違う景色が見えてくるかもしれません。彼女のキラキラした様子を見ながら、何だか私まで幸せな気持ちになってきました。本当に良かった☆