自分の「好き♡」を形にする:鰹節編

食べることが好きである。

美味しいものを食べることが大好きである。

美味しいと思った料理を自分で作ってみることがこの上なく好きである。

 

美味しいものを作るのに、レシピは大切。

それ以上に材料が重要と感じている。

出来るだけ手間を惜しまず、原材料の形がしっかりと見えるものを扱う。

いわゆるホールフーズの考え方が好きである。

 

たくさんの添加物の入ったドレッシングやタレを揃えるのではなく、

塩、醤油、油などの基本的な材料について、出来るだけ上質なものを揃えておく。

 

突き詰めていくと、出汁が大切になってくる。

最初は出汁ポットを購入し、パックの削り節と昆布を入れて出汁を取っていた。

そのうち、自分で鰹節を削りたくなってきた。

(ちなみに、パックの安い削り節は「荒節」と呼ばれる鰹節を使っていることが多く、「荒節」にカビをつけ、更に長期間熟成させた「本枯節」とは別物であることが多いそう。)

 

そして、ついに鰹節削り器を購入!!

よくある大型のものではなく、よりコンパクトなスタイルの削り器。鰹節のカビをキッチンペーパーでちょっと拭いてから、削り始める。

しゅるる、しゅるる・・・といい音が出て、カンナの下に削り節が溜まっていく。

 香りが立ってくる。

その香りに包まれるだけで、幸せな気分になる。

 

このまま出汁を取ろうか。

それとも、白いご飯にかけてお醤油をちょろっと垂らしてみようか。

 

朝から贅沢な悩みを抱える今日この頃である♡