イディーナ・メンゼルの素晴らしさは、アナ雪だけではありません!

アナと雪の女王のエルザ役を演じ、主題歌「Let it go」を歌ったミュージカルスター、イディーナ・メンゼル。初来日コンサートの初日に、武道館へ行ってきました。

 

大晦日の紅白歌合戦でもそうでしたが、圧倒的な歌唱力、そしてレントやウィキッドなどのミュージカルで鍛えた表現力が凄すぎでした。鳥肌が立ちます、本当に。

 

エンターテイナーとしての才能、サービス精神もすごいのです。客席と双方向で作り上げるステージが、これまで見たことないぐらいのレベル感。途中、一緒に歌おう!と客席に語り掛け、イディーナが客席に降りてきました。アリーナの通路を歩きながら、この曲歌える?と直接観客に声掛けしていきます。そして、手をあげた何人かはマイクを握り、take me or leave meを英語で歌っていました。うち2人はステージに上がり、振り付きで思いっきり熱唱。満員の武道館の舞台で、思いっきりに、です!!

 

その機会をつくったイディーナもすごいし、躊躇することなく、しかも全て英語で歌い切る若い日本人が複数いたことに感銘を受けました。恥ずかしいとか間違ったらどうしようとか、そんなことは思わずに、瞬時に手を上げチャンスを掴みとっていく姿に感動しました。満員の舞台でイディーナと一緒に歌ったことは、きっと一生の思い出になることでしょう。まさに、「幸運の女神は前髪しかない」ということですよね。


本当に素晴らしいコンサートでした。そして改めて、会場のみんなで歌ったno day, but todayの歌詞に感じ入っています。イディーナにとっても、レントのこけら落とし直前に作曲家・脚本家であったジョナサン・ラーソンが急逝してしまったことが、この曲への思いを一層強くしていたのではないかと思われます。今日という日を大切に生きていきたいですね。


There's only us, there's only this
Forget regret, or life is your's to miss
No other path, no other way
No day but today

There's only us, only tonight
We must let go to know what's right
No other road, No other way
No day but today

I can't control my destiny
I trust my soul, my only goal
Is just to be

There's only now, there's only here
Give in to love or live in fear
No other path, No other way
No day but today

There's only us, There's only this
Forget regret, or life is your's to miss
No other road, no other way
No day but today

No day but today